植田総裁記者会見(10月12日)
――G7終了後の鈴木財務大臣兼内閣府特命担当大臣、植田総裁 G7議長国記者会見における総裁発
言
2023年10月16日
日本銀行
―― 於・マラケシュ(モロッコ)
2023年10月12日(木)
午後4時56分から約13分間(現地時間)
【冒頭発言】
私からは簡単に、今回のG7会議では鈴木大臣からもお話がありましたようにウクライナ支援、そ
れから国際金融開発銀行改革、サイバー問題への対応等が議論となりました。それぞれの内容につい
ては、今、大臣からご説明があった通りでございます。
【問】
大臣と植田総裁にお伺いしたいと思います。こういったハマス、イスラエルの件も含めて、足元、
地政学的リスクというのが世界経済に与える影響について懸念が高まっていますけれども、お二人そ
れぞれ、その点についてどういうふうに考えていらっしゃるのか、みていらっしゃるのか、お願いし
ます。
【答】
ウクライナ情勢につきましては、その先行きの不確実性が世界経済の見通しの不確実性につながり、
例えば金融政策をどう運営していったらいいかということの難しさにもつながってきたという点は
以前から変わりがありませんし、今後も残念ながら当面そうだと思います。それに加えて、今回の中
東の情勢の問題が新たな不確実性の要因として 付け加わったということはなかなか難しい問題だと
思いますが、ただ、現状では世界経済の見通し、その幅について大きな変更を迫るようなところまで
は行っていないというふうに私は考えてございます。
以 上